- 英語脳とは日本語を使わずにイメージで英語を理解し会話・読み書きする能力です。
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日本語で使っている能力の応用
くりかえし練習すれば習得可能なスキル
英会話で必須の能力・相手に通じやすくなる
「英語脳」は難しく聞こえるかもしれませんが実は単純です。
例えば
それナイスっす
言うことありませんか?
さらにテレビでスポーツ観戦してる時に思わず
ナイス!!(=nice!!)
と言うことはないでしょうか。
素晴らしいプレイ「場面」を見て「いいじゃん(ええやん)」と考えることなく「ナイス(nice)」と瞬時に英語で言ってしまう。
これが英語脳を使っているということです。
だれでも使っているんです。
「良いな」とイメージしたときに「nice」と英語で言うことを自然と学習してるわけです。この時に日本語を頭の中で考えていません。
この反射・反応を英語脳とこのブログでは呼ぶことにします。
状況・イメージ(絵)から英語を出せれば英語脳が出来たことになります。
英語脳のトレーニングにはイメージが欠かせません。このブログでも写真や動画でイメージから勉強・トレーニングをする方法を私の経験からご紹介していきます。
私は英語が苦手でしたが英語脳を身に付けて外資系で駐在を経験・転職を数回経験させています。詳しくはプロフィールをご覧ください。
写真を使った英語脳の例は後半でご紹介します。お急ぎの方はジャンプ→ 英語脳トレーニングを体験
英語脳を身につけるメリット|仕事現場で英語が通じやすくなる
英語脳を身につけるメリットを私の体験から簡単にご説明します。
英会話で焦らなくなる・タイムラグなく英語で反応できるようになる
英語脳を身に付けると思ったことをスグに英語で言う事が出来ます。
英語脳なら日本語から訳す必要がないので「間」が無く日本語で会話するのと同じ感覚でコミュニケーションをとることができるんです。
会話で沈黙があると気まずいですよね。
カメラ無しのWEB会議で4秒以上空くと相手から「聞こえてる?」って言われます。
カメラ有りのWEB会議や実際に相手と会っていても5~6秒が沈黙の限界でしょう。それも数回つづくと気まずくなります。
英語脳を身につけると言いたい事がすぐに口から出てきて会話もスムーズになりコミュニケーションの幅が広がります。
管理人の体験談はコチラ→ なぜ英語脳が必要なのか|仕事現場でスマホには頼れない(作成中#01A)
外国人から理解されやすくなる|コミュニケーションが円滑になる
英語脳だと分かり易い英語になります。
英語脳は世界共通の「イメージ」つまり「絵」から言葉にするので世界の人々に理解され伝わるんです。日本語直訳の英語は理解されにくい場合が多くあります。
- 私は外国人同僚から「君の英語は分かり易くて助かる」と言われたことが何回かあります。理由は以下だそうです。
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難しい単語を使わない
文章が単純
テンポよく話す
多くの日本人は難しい単語を使うから分かりにくいそうです。おそらく受験勉強で習ったとおりに日本語訳では適切な単語をつかっているはずなのですが英文にすると意味が違ってくるのかもしれません。
受験で頑張って覚えた単語は普段のオフィスでは使わない場合も多々あります。
例えばオフィスで上司の指示に従わなかった同僚を次のように表現すると軍隊みたいでヘンです。
He didn’t obey the command~
日本語からの直訳で考えるとこういった文章になりがち。適切な単語を使う感覚は状況を日本語訳ではなく絵としてイメージで身に付けていく必要があります。
私たちは「外国人は皆が英語上手」と思いがちですが外人も英会話が苦手な人は大勢います。
英語脳からシンプルな英語でしゃべると仕事がはかどります。英単語を日本語で勉強するのではなくイメージから覚え使うことで理解されやすい英語になります。
英語脳は自宅で身につく|海外出張・駐在「前」に身に着けたい
英語脳は自宅で一人で習得可能です。英会話学校で週1~2時間ネイティブと話して得られるものではありません。
まずは英語を話す・書く時に日本語で考えること習慣をやめる必要があります。この習慣は自分で意識してトレーニングで変えていく必要があります。
トレーニングは単語レベルから始めて短い文章へと進めていきます。この過程は継続的な練習が必要なので一人で淡々と日々練習するほうが効率がよいです。
英語脳のトレーニングとは日本語で考える習慣を変えることですが数か月の継続的な練習が必要。
英語脳のトレーニングを毎日の習慣とするには一人学習が一番です。
駐在・海外出張の前に英語脳を身につけると海外生活を楽しめる
英語脳を習得する前に駐在・海外出張すると苦労する事になります。
現地の生活で常に辞書やスマフォを見る事は出来ません。自分の記憶だけで喋る場面が多くあります。渡航直後の数か月は英会話に必死でやっと喋れるようになったと思ったら駐在が終了となりかねません。
海外生活では仕事現場での会話・街中でのショッピング等々辞書やスマートフォンを使わずタイムラグなしに相手とコミュニケーションをとる必要があります。
英語脳を習得していれば片言英語だとしてもコミュニケーションをスムーズにとることができ海外生活をより充実したものにできます。
駐在・海外出張する前に英語脳+片言英会話を身につけるのがオススメです。
英会話学校へ行く前に英語脳が必要|ひとり英会話→オンライン英会話
英会話学校に通うタイミングは英語脳を身につけてからがおすすめです。英語脳を身につけ一人英会話である程度練習をしてから英会話教室に行くのが効率的。
英会話学校での発言時間は限られており英会話の練習としては時間が足りません。英語脳を身につけた後ならテキストに頼らずフリーディスカッションのクラスにも入る事が可能です。
英会話学校は実力試し・モチベーション維持の場であり会話練習の場としては不効率です。
英会話学校の初級コースで習うような基本の英会話は一人で身に付けることができます。
セルフラーニングで英語脳と簡単な英会話力をつけてから実力を試したりモチベーションを維持するために英会話学校へ通うのが効率的。
私も外資系転職直後に英会話学校へ行きました。テキストはフル活用出来ましたが英会話は初めてだったので講師との会話は言われるがままテキストを読むだけでした。
お金を出してオンライン英会話や英会話学校に通う前にある程度の自己学習をしましょう。
- お金を出してオンライン英会話や英会話学校に通う前にある程度の自己学習をしましょう。
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英会話学校の初級コースは台本に基づいた演劇のような練習なので家で一人でもできます
お金を払って英語を話す時間を買う場合は効率的に利用しましょう
英会話学校に通うのは英語脳を身に付けてから
英語脳は大人でも作れる|30~40代でも有利と言える
英語脳は特別な能力ではなく誰でも大人からでも作ることが出来ます。
英語脳の作り方は発音のように筋肉に依存するわけではなく考え方の問題なので日々のトレーニングで鍛えられるんです。
大人になると記憶力が低下していて英語の勉強も苦労すると考える方は多いです。
実は最近の研究で記憶力が衰える事はほとんどないと分かってきました。
歳をとっても記憶力は低下しない
近年では歳をとっても記憶力は低下しないと言われています。
低下しているのは記憶力ではなくて意欲。プラス苦手意識。
最新の研究では「年齢を重ねても、脳の記憶力は低下しない」と医学的に解明されました。脳研究専門家の池谷裕二教授(東京大学)によると、「115歳で亡くなったオランダ人女性の脳を解剖したところ、脳の機能がほとんど老化していなかった」そうです。
NTT西日本が運営するビジネス情報サイト (Biz Clip)
和田秀樹、池谷裕二といった複数の心理学者や脳科学者が、記憶力の本当の敵は意欲の低下であると言っています。意欲の低下が記憶力の敵であるとはどういうことかといえば、つまりそもそも「覚えようとしない」ことが問題であるということです。
資格の勉強は「高校生になったつもり」でやるのが成功のカギ!加齢で記憶力は低下しない(働く人の心ラボ)
何歳になっても英語は勉強できると信じて積極的に練習していきましょう。疑う余地はありません。
英語学習は30~40代が有利|必要に迫られた時がチャンス
必要に迫られていれば大人になっても英語脳や英語力は身に付きます。
「物覚えが悪くなった」と歎いている人たちは、現在学習にそこまでの意欲と時間をかけているのでしょうか。大人になるにつれて記憶力が落ちていると感じるのは、学生の頃のように意欲を持って復習にあたらなくなることも原因の1つかも知れません。
50代の「学習意欲の低下」はどう防ぐべきか 和田 秀樹 : 精神科医(東洋経済オンライン)
必要に迫られた方が学習意欲も高い。受験生はもちろんですが生活がかかっている30~40代は英語学習のチャンスです。
私が英会話を始めたのは30代ですし40代後半の現在でも日々新しい単語を覚えています。受験勉強をまじめにしていなかったのでホボ全てが新しい単語ですが身についています。管理人の成績表を見てみる→ 管理人・中高時代の学力【成績表】を公開
- 意欲があれば英語学習に年齢は関係ない
英語学習の必要性を感じていればチャンス
- 仕事で英語を使いたい
- 駐在したい
- 外資系に買収された・転職したい
- 「稼ぐ必要がある・生活のために必要」と必要ならば必ず英語は身に付きます
「英語を学ぶのは40歳からがいい」という本もあります。(詳細記事はコチラ)
英語脳を体験|写真やYotubueを使ったトレーニング
英語脳とは日本語を使わずにイメージで英語を理解し会話・読み書きする能力です。
イメージ=絵や写真
イメージ(絵や写真)を使って英語を出すトレーニングをすると英語脳を早く作ることができます。
なぜならイメージは記憶に残りやすく思い出しやすいからです。
数十年まえに通った交差点名は覚えていなくても風景は覚えてるような感覚です。
つぎの写真2枚で英語脳を確認・最後のYoutube動画でトレーニング体験が出来ます。
写真で英語脳を確認してみる
下の四つの写真、左上から時計回りに何が写っているか英語で言ってみて下さい。
「fork, radio, bed, hamburger」と言えたら既に英語脳が働いています。
日本語ですが英語です。日本語をつかわずに絵(イメージ)から英語でしゃべりました。
次は時間制限を付けて「1単語を2秒以内に英語で」言ってみて下さい。
左上から時計回りに…
chimney – harp – fountain – ambulance(rescue-service)
日本語が先に出てきたり2秒以上かかったりしませんか?その場合は英語脳がまだできていないと思われます。
私は当初ぜんぶ日本語で出てきました。。
ambulanceは即座に英語で言えなかったけれどfork(フォーク)はスグに言えたとします。
簡単なトレーニングをするとこの「フォーク(fork)が一瞬で口に出てくる感覚」を他の単語・文章でも出来るようなります。
英語脳トレーニングには絵で英単語を表現するピクチャーディクショナリーを使います。このピクチャーディクショナリーを使った英語脳トレーニング方法は別記事で詳しく解説しています。
Youtube動画で英語脳トレーニングを体験
写真や絵でのトレーニングが英語脳作りの基本です。
英語脳づくりに特別な能力は必要なく1~3ヶ月程度練習すれば誰でも身に付くトレーニングです。
ピクチャーディクショナリー以外でのトレーニングも可能です。当ブログオリジナルのユーチューブ動画を作りました。ぜひ活用してください。オリジナル動画の使い方は別記事にしています。
動画「B」は写真・イメージから音を出します。
写真をみて動画音声より先に単語を声に出して言ってみて下さい。
動画「A」は音からイメージを出します。
音を聞いて写真より先にイメージしてみて下さい。
これら動画の練習を繰り返す事で日本語を考えずに英語で考える脳に変化していきます。
動画の練習とピクチャーディクショナリーの練習を併用するのが効果的です。
この動画を数回観て明日またこのブログ「カタコト英語で外資GO」へ来て次の写真を再度見てみて下さい。少し変化が有るはずです。
動画の音声は音読さんを使用しています。
まとめ【英語脳とは】日本語を使わずに英語を理解し話したり書いたりする能力
英語脳とは日本語を使わずにイメージで英語を理解し会話・読み書きする能力です。
だれでも使っている能力で難しいようで実は簡単です。
例えば海外の売店で
What would you like? (なにほしい?)
と聞かれてチョット聞き取れなかったかもしれないけれど
ショーウィンドーを見て
を買いたいから
Sandwich please (サンドイッチください)
と言った場合
これは英語脳で会話したことになります。
サンドイッチを見て日本語を使わずsandwichと言ったことになります。
少し練習すればだれでも話せます。
大阪弁と東京弁を使い分ける人がいますがそんな感覚です。
練習をすれば誰でも反射的に英語へ切り替えることが出来るようになります。
大阪弁なまりの東京弁→ 日本語なまりの英語
仕事に使う英語としては十分ですよね?!
私は英語脳トレーニングで英語を使えるようになり仕事で生かす事ができました。
みなさんもぜひ試してみて下さい。
以上が当ブログでオススメする英語脳のご紹介でした。トレーニングで身に付きます。ピクチャーディクショナリーの練習を基本としながらYoutubeも活用してみて下さい。
ある程度練習すると日本語で考えずに英語だけで単語や文章を覚え使えるようになっていきます。
英語脳のトレーニングと言っても特別な事はありません、練習を繰り返すと日本語無し・英語だけで理解することができるんです。